CR 釣り〜なぜ、湾フグロッドだったのか?〜 1/319ver

こんにちはっ❤️21歳女子学生兼丸の内オフィスレディ兼女博徒、安藤美智子です。新年あけましておめでとうございます。久しぶりなので前回までの自分のブログを読み返したら全く意味が分かりませんでした。今回は番外編ということでアレの話をしたいと思います。

アレとはそうタイトルで分かった方もいると思いますがパチンコです。これを読む人の大半は行ったこともないしやったこともない上にそもそもあまり快く思ってない方が多いと思います。ヤンキーとか生活保護費受給者が煙草をぷかぷかしながら爆音でやっているあれです。まぁこのイメージも今では実際には少し違いますが、何にせよパチンコなんかやっている人に碌なやつはいないのは事実なんでしょう。行かない方がいいです。絶対にやめましょう。

 

 

 

好きな漫画作品とかアニメ作品がパチンコになったりするとなんとも言えないモヤモヤ感を抱えた時期もありました。いや実際には今もそうなのかもしれません。しかし私にとってパチンコ屋自体はそこまで忌避感のあるものではありません。今では考えられませんが時代が時代だったのでよく祖父とかと子供の頃パチンコ屋に行っていました。もちろんプレイはしませんでしたが。まぁでもパチンコにはやはりあまりいい感情はありませんでした。現実でもネットでもパチンコは日陰の存在と言っていいでしょう。同じギャンブルでも競馬とは雲泥の差です。そんな私が初めてプレイを目的として自ら……?パチンコ屋に行ったのは大学生だった時に先輩に連れていかれたのが初めてでした。その時一通りプレイの仕方を教えてもらってやってみましたが、ありえない速度で一万円が消えてしかよ何も演出も起こらなくて何がおもろいねんこれとなりました。在学中はそれきりでそれ以来行くことはなかったです。本当に。そのあとアングラなバイトをしていた時に周りの人がみんなやっていたのと暇だった時間が多くて久しぶりにパチンコ屋に行ってみました。そしたら爆勝ちしました。バージョンは覚えてませんがエヴァの台だった気がします。当時のバイト代の1/2ぐらい勝った気がします。そこから少し色々覚えて誘われたら行くぐらいの感じで週に一、二回ぐらい行ってました。そのバイトをやめた事とそもそも出不精であることと誘われない限りは行ってなかったこともあってここ数年は本当に行ってなかったですし、打ちたいとも思っていませんでした。それが今なぜこんな話しをしているか、なぜ、湾フグロッドだったのか、それは今回の長野出向が暇すぎたからです。九月から十一月ぐらいは忙しすぎて暇なんてなかったですが十二月に入りそれも落ち着き基本的には定時とかで上がれるようになりました。しかし家に帰ってもすることがありませんでした。パソコンがないからゲームも出来ないし、海外ドラマとか映画を後輩と見ていたのが唯一時間潰しとしてあったのですが、暇になったので後輩は先に帰り、一人でも見たいものは大体見尽くしてしまいました。海外ドラマなんていっぱいあるんだからいくらでも時間潰せそうですが、クオリティが低いものを引いた時の時間の無駄がすごいので新規開拓しまくるのも気が引けるというか腰が重いというか、この感覚海外ドラマをよく見る方なら分かってもらえるのではないかと思います。なぜならリミテッドシーズンでもない限りシーズン数が基本的に多いので見始めるのに覚悟が必要なんです。家に帰ってもすることもないとなった時に外でやる趣味と言えば音ゲーがあるのですが職場から一番近くても片道40分ぐらい最寄りのゲーセンまでかかるのでそれはそれで腰が重く、どうしたものかなと思っていたのですが、その当時かまいたちyoutubeをよく見ていてパチスロネタがよくあり懐かしく、職場からいま住んでいる家の間にパチンコ屋があったので久しぶりに行ってみよう、となったのが始まりです。つまり週五六で通っている現在もあくまで暇つぶしとして行っているだけであってハマってないのです。いや、正直に言えば今日ハマっていることを自覚しました。私の中にいたのです、博徒としての私が。だから今これを書いているのです。

 

そもそもパチンコとはなんなのか、言ってしまえば運ゲーです。技術介入がないわけではありませんし、もちろん素人とプロでは差がつきます。しかしそれは長期的に見た時の話であって、一日素人とプロが打ってその日の収支で勝負をした時、素人が勝っている可能性は普通にあります。なぜ、そんな運ゲーにハマるのか。ただの運ゲーにハマる人は少ないと思いますが、こと金が絡むと人はおかしくなるのです。楽をして金を稼ぎたいと思っている人は大半だと思います。そしてパチンコというのは短期的に見た時に楽に金が手に入る得る手段です。勝ちの経験が人をおかしくするのです。自慢ではないですが、私は今日この日までタコ負けしたことがありませんでした。マイナスになっても数千円(まあ数千円の負けをなんとも思わなくなった時点で人として終わりですが)プラマイゼロか勝って終わる。そもそも一カ月前ぐらいから通い始めて財布の中身がパチンコ以外にもお金を使っているのにATMに行っていないのに恐らくその時より多いので総収支的には勝っています。しかしそれも今日の負けでほぼプラマイゼロになりました。私はパチンコにおいては「熱」とか概念的なものに従って打つのではなく、割とパチンコというものに対してドライな付き合い方をしていました。所謂コンコルド効果とも言うべきか、数万溶かしたら負けると分かっていても負け分を取り返そうと投資してしまい更に負ける、というのがパチンコにおいてありますが、私は損切りをさっさとして勝てそうな台に移動したり、その日はもうやめたり、傷口を広げないスタイルで今日まで勝ち続けていました。しかし今日は「熱」に浮かされてしまいタコ負けしました。ホールの思惑通りの客になってしまいました。リゼロ2にやられました。私はそんな私を客観的にみてもうパチンコは辞めようと思いました。熱に浮かされてスタイルを変えてしまったのです。それでは負けるのも納得です。しかしホールを去り、家に着き、私は博徒として覚醒したのです。一度の負けでくよくよして女として情けない。そもそもまだ負けてない。私は負けない。私は負けてない。勝つまで諦めない人が勝つんだ。勝つまでやればいい。そう明日全てがわかる。

という思考回路になっている人が周りにいたらギャンブル依存症の可能性があります、手を差し伸べてあげてください。

 

ここでパチンコを打ってみたいと思っているあなたにおおまかなパチンコのルールを説明します。ハンドルをひねって玉を発射します。それを画面中央下部のへそにいれます。終わりです。へそに玉が通った時にその機種ごとの当たり確率から当たりを引くだけです。例えば1/319の台だったら1/319で当たります。ここで勘違いしてはいけないのは玉を入れるごとに1/318、1/317と当たりの確率はあがっていきません。毎回1/319の抽選します。これに関してはプロも素人も同じです。一発目の玉であたる人もいれば千発入れても当たらない人は当たらないです。運ゲーです。何が面白いのかと言われてもなにも面白くないです。そして勘違いしている人は打っている人にもいますが、玉が入ると演出が起こります。リーチ!とか言って主人公が敵と戦うアニメーションが流れたりして、勝ったら当たり、負けたらハズレ。ボタンを押したりして勝負の行末を見守ります。しかし勘違いしてはいけないのですが、演出中に抽選が行われているのではなくてへそに玉が通った時点で当否は決まっているのです。じゃあ演出はなんなのという話ですが、演出それぞれに信頼度というものがあります。例えば主人公が普段は拳なのに剣を持ってたら拳は信頼度が2%なのに対して剣は40%みたいな、つまり当否自体は決まっていますが打ち手に対して「この演出は信頼度これくらいですよ〜」と射倖心を煽っているのです。ですが本来当たりかハズレかの0か100しかないので意味がないとも言えます。保留というものを無駄にしないためにおおまかな信頼度を覚える必要はありますが、その知識があってなくても当たり確率は同じです。最近はどの機種も先バレというモードがあるのでそれをオンにしておけば変な音がなったら手を離すかボタンを押すだけのゲームです。へそに玉が通った時の抽選結果はシステム上大体の機種で4つまで保留されます。それが保留です。保留が4つある状態でへそに玉を入れても意味がないです。では先バレとはその保留になった時点で演出よりも先に信頼度50%ぐらいありますよ〜と告知してくれるわけです。この運ゲーのどこにプロと素人の差が生まれるかと言うと技術介入を除けば回転率を見れるかどうかが全てだと思います。例えば1000円で20回へそに入れられる台と10回へそに入れられる台では当たり前ですが前者の方が抽選回数が多いので投資額に対して当たる確率が高くなります。しかし抽選回数が増える、というだけであって必ずしも当たるというわけではありません。しかし長期的に見れば当たり前かもしれませんがよく回る台を打ち続けた方が勝てる可能性は高いです。みなさんもよいパチンコライフを、私は辞めますが。